あいまいなターゲット

会社員になることは自己啓発ソングを受け入れる事。
学生の頃の悩みは、社会を受け入れない歌で解消して、社会人になると自分の境遇にあう歌は無くなり、根性論を中心に据えた自己啓発ソングの行間に私情を挟む事で気持ちを落ち着ける方向に向かうんじゃなかろうか。
僕はそんな風に考えている。

音楽の素養が無いとそうならざるを得無い。どんなに革新的な試みも私には理解でき無い。残るのは言葉の響きとどうとでも取れる歌詞。それは決して悪い意味では無く、純粋に自分にとって心地の良い言葉の幅を目の当たりにする瞬間。
受け入れる事のできる語彙で自分と向き合う事に徹するある種純粋な受容と言う行為なんだ。