work shop

ogre you assholeの素晴らしさはライブの変態性にあると思っていて、とはいえhomely、100年後、ペーパークラフトの所謂三部作以前のライブしか見た事は無いのだけどその実感は初めてのライブアルバムを聴いても変わらなかった。
work shopを体験してから感じた事としては、三部作を聴きながら感じていたのは聴こえてくるパッケージされた音楽だけじゃなく、ライブで経験した空気感も込みだった事実だった。
楽しかったとかそんなじゃなく、セッション的に生まれる音楽を目の当たりにして圧倒されたっていうイメージがiPhoneから聴こえる音楽をより豊かなものとして脳みそが補完していたみたいだ。
彼らの音楽には空気が必要で、それを叶えるのはライブなんだとこのアルバムを聴いて僕は思ったし、人の影を感じてこそやっと孤独になれるんだ、とも思った。あぁ、本当に何も言えない。自分の語彙の無さにいらいらするし、無理をして何か感想を言わなきゃいけない事なんて無い事も分かっているはずなのに、誰かに言いたいこの感じはなんなんだろう。言葉を重ねれば重ねるほど中身がなくなるし、それを誘発するような本当に意味のある、意味の無いアルバムだ。