弊害流し聴き

スカートのアルバム、サイダーの庭良いのだけれどもCOMITIA盤を買っているせいでリマスター盤を聴いている気持ちになる。
ジオラマ(ユースカ)購入者特典のDL曲も収録されているから、追いかけている意味合いが一瞬わからなくなってしまう。その辺りは早く聴くためのコストとして割り切れば良いんだろうけど、アレンジが劇的に変わることもないので聴く頻度がどうしても下がるのが自分でも腑に落ちない。
COMITIA盤の完成度が極端に高すぎると捉えた方が精神衛生上は良いのでしょう。
ポップミュージックとはいえしっかり腰を据えて聴く人向けの音楽なんだろうなぁ。時間と気持ちに余裕を持とう。

サイダーの庭

サイダーの庭

補正を無くして

泡のような愛だった。
aikoはどうしても今を見えずらくしてしまう。桜の時がはじめてラジオから聴こえたころのことだとか、雪の中買ったばかりのiPodminiで聴いた三国駅とか。フィクションの恋愛に憧れを感じながら触れていたころのことばかり思い出してしまう。
いつの間にか体感が歌詞に追い付いて、追い越して行ってしまった。aikoを聴くのは年末年始のCDTVとその前後だけになっていった。変わらないaikoに安心を求めるようになっていたのかもしれない。
新しい曲は自分のための歌じゃなくなっていた。誰か知らない人のための、必要な人のための歌になっていたように感じていた。
純粋に楽しめないから変態作曲家としての側面を横目で眺めるようになったのがつい最近の話。
それでも新譜が出るのは楽しみで、でも買うのは怖くて。聴かないかも知れないなって思っていた。片想いしてた女の子を思い出すみたいに。
でも買ってよかったって今は思う。音楽は聴き流すことも出来るから、少し残酷だけど、こわがりながらでも正面から聴いて見たらaikoはちゃんと変わってたし、自分も変わったけど、変わってないところもあるって事に気づくことが出来た。歌詞カードを眺めながら聴くことはしてないけど、時々聞こえるaikoの言葉は今でもずっと響くところがあるよ。泡のような愛だった (初回限定仕様盤)

ポッポ

オーディオオリエンテッドが純文学でポップスが大衆文学ってことなんだなぁって昨日思った。
cero聴きながら。

Yellow Magus

Yellow Magus

ただ、どっちも物語が必要なんだよね。
日常に近づいてくれないと受け入れにくくなってきたあたり音楽フリークみたいにはなれないなぁ。

愛の関係

愛の関係

愛の関係

  • GREAT3
  • Rock
  • ¥250

仕事中、出先から帰る車内ラジオから聴こえてきたのが初対面だった。

平たく言えばダンスロック。イントロから想像したのはフジファブリックだったけど、正体はGREAT3だった。

歌詞にはしっかり目を通していないけれど日本語の響きが綺麗な印象。耳に残るのは言葉の印象が強い。それなのに体が揺れるのはキャリアのお陰なんだろうか。

教科書に載った小説(途中)

葉隠入門(読前)

葉隠入門 (新潮文庫)

葉隠入門 (新潮文庫)

ゴールデンウィークには多少自分の中の精神的な貯金を作ろうと思っていたのだけど、内に視線を向けていたらあっという間に過ぎてしまった。過ごしてしまった。本は今月中に読み終えるように。課題図書の設定をしておこう。武士道は死ぬことと見つけたり。真意の在りどころを見つけよう。
好死悪活に如ず からは離れていくのでしょうか。